2017年04月12日

鉢の水やり、単純作業だけど難しい理由

鉢で野菜栽培をする場合、先ず失敗経験として有るのが「水やり」で、今迄元気にしていたのが突然しおれてしまった経験が有ると思います。水やりをしていた筈なのに、慌てて水やりの量を増やしたりした事が有ります。又、毎日決まった時間に水やりをしなかった為、忘れて枯らしてしまった事も有ります。
「水やり」は単純な作業なのに何故難しいか?
それは、同じ鉢で栽培していても、
@野菜の品種により水の消費量が大きく違う為。
A同じ野菜でも、成長過程で水の消費量が大きく変化する為。
B季節により水の蒸散量が変化する為。又同じ野菜でも栽培する季節で消費量が変化する為。
C野菜により、乾き気味の土、湿り気味の土、と土水分の適した環境が有る為。
以上の変動要因が有り、花や植木と異なり野菜の場合、品種にもよりますが水の消費量の変化が大きいと思います。
そこで、毎日水やりをしたとして、毎日一定量の水やりをしていると、野菜の水消費量の少ない時は、消費量以上に加えた水が土に溜ってしまい、常にベタベタの土環境になってしまいます。
逆に、夏場等で水やりした以上に野菜の消費量が増えると、土水分が減っていき、急にしおれてしまいます。
農地であれば、土容量が多いので保水量も確保出来ますが、鉢の場合は土容量が少なく保水量が確保出来ないのが一番の問題です。
又、枯らさない様にする為、水やりの時に余分に与える様になります。結果、乾き気味の土を好む野菜の場合、好みの土水分に維持出来ないという問題があります。
丁寧に水やりをしようと思うと、水消費量の多い時期は、朝と夕方1日2回に分けて水やりする必要が有ると思います。それでも、水やりした時だけ、土水分が一気に上昇します。
それを、解決したのが「自然自動給水」です。少ない土でも、土水分一定で保水量を外部タンク容量の大きさ分〜無限大(水道直結)迄出来ます。当ブログの栽培は全て「自然自動給水」で栽培しています。栽培実績は14年です。限られた土容量でも、水やりの手間もかからず自然と同じ様な土水分環境が可能になります。
posted by しぜんみち at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録
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