測定は、土水分一定で野菜が消費した分外部タンクから補充がかかる「自然自動給水」装置にて給水タンクの減量値(秤にて重さを実測)より求めました。
条件は、1鉢の土容量約15L、1本の苗による栽培結果です。土水分は、最適と思われる水分域で一定になる様に設定しました。
1日当たり1鉢の水消費量は、3/3時点:0.08L、4/7時点:0.24L、4/27時点:1.75L、ピークの5/5時点:2.3Lでした。
今迄、夏場7月・8月でのミニトマトの水消費:1.3Lが最大と思っていましたが、予想外でした。どこかで漏れているのでは?と疑い、何回も漏れ確認をしましたが異常は有りませんでした。
素直に解釈すると、エンドウが生育する為に水を消費したという事です。逆に水の供給が足らなければ、ここ迄の大きさに生育出来無かった、という事も考えられます。
収穫結果、1本のエンドウの苗から、合計387個の収穫出来ました。非常に良く出来たと感じています。実際、自宅の畑のエンドウより苗1本当たりの収穫は多いと感じています。又、何より近隣の畑栽培している農家の方何人かにも実の多さに注目して頂きました。
ここで言えるのは、限られた土容量でも、野菜に適した土環境・水分環境を保持してやれば、最大限の栽培が可能であるという事です。



