野菜が、1日どの程度水を消費するのか?測定して見ました。
≪条件≫
@土容量約15Lの鉢による栽培結果。
A野菜の最適と思われる水分範囲内にて(晴れの日)、野菜が消費した分を測定。
B雨の日は、自然と同じ様に土水分UP、余分な雨水は鉢底より排水しています。
測定結果が下記グラフとなりました。

ここで、野菜の生育に応じて、必要とする水分量が大きく変化している事が分かります。
又、野菜の種類により、水消費量が大きく異なる事も分かります。
この結果より、毎日決まった時間に水やりを行う様にしたとして、野菜の種類に応じた水の量、野菜の生育状態に応じた水の量に加減して水やり出来ているか?と考えた場合、自分は、先ず出来ていないと思います。
鉢・プランター等、限られた土容量である為、野菜が消費する分より多く水をやると、日々蓄積されベタベタの土水分環境となり、逆に少ない場合、日々の消費により野菜が必要とする水分が無くなり成長が悪くなる事が考えられます。農地の場合、土容量が豊富に有るので、ラフに加えても周りに分散されるので影響が少ないと思います。鉢・プランターでの野菜栽培で、旨く育たない理由の一つに、水やりの問題が有ると考えています。この要因を解決しようとしたのが、自然自動給水でも有ります。