2018年01月31日

循環型の野菜栽培を実施して感じる自然の法則(3)

鉢栽培での循環型野菜栽培をして15年目
感じている自然の法則(3):多くの生物の共存バランスで逞しく育つ。
自然の中では害虫と益虫が旨くバランスして、逞しく育っています。これが、本来の姿だと感じる様になりました。自然環境に自力で耐えて育った野菜、何か違います!生命のエネルギーを感じるのです。
害虫駆除の為の農薬散布・天然剤での消毒も一切しません。循環を行う上で、重要な微生物・益虫も死滅してしまいマイナスになるからです。
病気に強いと謳ってある交配種の苗を育てた事も有りますが、結局途中で普通の苗と同じ様に病気に掛かり、どれだけ強かったのか?疑問に思う事があります。むしろ、厳しい環境下で自力で耐えて育ってきた野菜を残す方が自然だと思うのです。下記は、ミニトマトにアゲハ蝶の幼虫が付いた時の状況です。
http://sizenmiti.sblo.jp/archives/20161216-1.html
限られた土容量である鉢栽培でも、軒下で栽培していると色々な生物が集まってきます。ただ、鉢栽培の場合、集まる害虫により、天敵とバランスする迄に終わってしまう場合が有ります。良く付かれるのがアオムシ・ヨトウムシ・メイガ等で、成虫に卵を産み付けられ、一斉に孵化して一気に穴だらけにされる事が有ります。鉢栽培の場合、自然と同じ様に天敵・益虫が集まってくれません。でも、これらの対策は簡単です!付かれる野菜は決まってくるので、播種又は苗を植えた段階から防虫ネットでガードするだけです。手間をかけず、最初に少し補助するだけで自然環境を害する事無く解決出来るのです。
posted by しぜんみち at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録
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