鉢栽培での循環型野菜栽培をして15年目
感じている自然の法則(8):自然のままが、一番手間とコストが掛からない!
ITを駆使した次世代農業とは真逆の発想ですが、見方を変えれば真逆も真だと考えます。
省力化と、生産性を上げる為に、次世代農業は、今後益々進化していくと思いますし、必要な事だと思っています。ただ、設備コスト・ランニングコストも掛かりますので、ある程度以上の生産規模でないと採算が取れないと思います。
一方、完全自然の基で生育する野菜であれば、人の関与無しで野菜が出来るという事なので、手間とコストゼロの、理想の自然野菜が入手出来る事になります。
実際、収穫する為に、誘引等、少しの補助は必要になりますが、自然の原点から見た省力化、コスト低減化という考え方は有ると思います。真逆の発想は余り聞いた事は無いと思いますが、小規模一般家庭向きだと思うのです。
下記、再生土無肥料、自然自動給水で育てた野菜実績一部です。
http://sizenmiti.sblo.jp/article/180998575.html : 昨年栽培の唐辛子
http://sizenmiti.sblo.jp/archives/20180224-1.html : 今年冬収穫の小松菜
限られた土容量でも、自然と同じ様に微生物で元の土へ戻し再生、加えたのは土再生の時に加えたパーク堆肥1Lだけです。パーク堆肥代、一鉢当たり約10円、土代は再生土なので0円(土代は初回のみ)。無農薬・無消毒で安全な野菜を自宅で、生育観賞しながら、楽しく一部自給出来るのです。
もし、種も採取、堆肥も自家製、水も天然水とこだわれば、ゼロ円栽培も可能に!
鉢の限られた土容量でも、自然に近付けた環境を設けてやれば、野菜自ら自然の環境変化には耐える能力を持っています。上記の唐辛子は、良い例だと思います。
一番の問題は、下記、人基準の水やりと土の問題だと思います。
http://sizenmiti.com/saibai-mondai1.html : 水やりの問題
http://sizenmiti.com/saibai-mondai2.html : 土の問題
鉢栽培でも、土容量の必要な野菜を除けば、多くの野菜が栽培可能で、自然と同じ様な土環境、水分環境を設けてやれば、頻繁に人の手を掛けなくても野菜自ら自然環境の中で育ちます。
そして、肥料の力で太らすのでは無く、農薬で薬付けするのでは無く、自然の力で育った野菜、これが一番ナチュラルで美味しく、体に良いと思うのです。
2018年03月07日
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