鉢栽培での循環型野菜栽培をして15年目
感じている自然の法則(9):自然に生育する為の、最適な土水分環境が有る!
鉢栽培で、一番問題に思えるのが水やり作業です。限られた土容量で有る為、野菜が必要とする水分量との過不足が土水分環境を悪くしてしまいます。
下記、野菜の水消費量を測定したデータです。
http://sizenmiti.sblo.jp/article/179855862.html
野菜が消費しても、土水分が一定になる様にバランスさせて、野菜が消費した分を測定しました。この結果から、野菜の生育時期、野菜の種類により、水消費量が大きく違うという事です。
例えば、毎日決まった時間に水やり作業をしたとしても、野菜毎や、生育時期の変化に応じて野菜が必要とする水やり量をコントロール出来ているでしょうか・・・・?私は、先ず出来ていません。
結果、人基準の水やりになっていると思うのです。又、水やり毎に土水分が大きく変動し、水やり作業自体が土水分環境を不自然としてしまい、野菜の自然な生育を阻害してしまっていると思います。
これを、自然と同じ様に水やり毎の土水分の変動を無くし、水やり回数も減らした自然自動給水が下記です。
http://sizenmiti.com/seihin-jouho.html
これで栽培していて感じる事は、土水分一定でも野菜に適した土水分量が有るという事。土水分のバランス点は、土の種類・土の押え方・根の入り方等で変わります。そこで、栽培開始後、気になった場合、土水分の増減調整をしています。土水分調整は、レベル調整板の足し引きだけです。恐らく、野菜生育に適した土水分環境は、共存する微生物環境にも関係しているのでは?と思っています。
2018年03月14日
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