鉢栽培での循環型野菜栽培をして15年目
感じている自然の法則(10):土の中には目には見えない微生物の世界がある!
限られた土の中でも、見た目には分からない微生物の世界を感じます。調べてみると、土1gの中に微生物は数百万〜数十億個の微生物が存在し、1万種〜100万種もの種類に及ぶという情報がありました。コップ一杯の土で地球の人口76億を充分超える微生物数の目に見えない別世界が存在する事になります。
実際、同じロットの再生土で、同じ品種の苗で栽培場所の違いだけで栽培した結果が下記です。
http://sizenmiti.sblo.jp/article/177513077.html
今迄、ミニ温室では、夏場高温になり過ぎ軒下栽培のミニトマトに比べ生育・収量共に悪い傾向が有りました。この時、条件を合わせて比較栽培をしたのですが、温室の方が格段に良い結果が出ました。比較個数、バラツキ、他の要素も有り一概には言えないのですが、土内の微生物活動の違いかな?と思うのが一番納得出来ます。
他にも、1年目の再生土で、貧弱な小松菜しか出来なかったのと、同じ土で3回連続収穫したホウレンソウが下記です。
http://sizenmiti.sblo.jp/article/182854533.html
栽培条件は違いますが、1年目の再生土は、新しい野菜用培養土でミニトマトを栽培した後、再生した土で小松菜を栽培しました。結果は貧弱な小松菜となり、もう一方、何年も再生を繰り返した再生土で、連続3回栽培のホウレンソウです。結果、1年目の再生土は微生物の増殖が悪かったのか?生育に適さない微生物が増えたのか?やはり、生育に適した微生物環境が有ると思っています。
2018年04月05日
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