自然界の植物は、肥料を与えなくても、人の世話無しで循環が成り立っています。それが成り立つ大きな要素が、生育終了した残渣であり、それを分解する微生物だと思っています。
それを忠実に再現して再生した土を無肥料栽培として使っています。一般的には知られていない・実施されていないと思いますが……。手間は大してかかりません。現行作業工程の流れを変える程度と思います。
栽培終了した残渣(根・葉・茎)は、貴重な土再生の資源です。殆どの人は、邪魔になるので処分していると思いますが、ゴミとして排出するのでなく、元の土へ戻してやるだけです。この時、分解効率を上げる為にカットする補助を加えている程度です。土再生工程は下記。
http://sizenmiti.sblo.jp/article/186195409.html
現行、再生を繰り返す事により、無肥料栽培が可能になっています。特に固い茎は分解に1年以上掛かり、これが消滅するまでの間、有る程度蓄積され再生土が安定してきます。再生1年目、又は栽培残渣の無い再生土(葉物野菜栽培後等)は無肥料栽培は厳しいので、減肥栽培と思いますが、戻す残渣が有れば再生2〜3年目当たりから無肥料栽培が可能ではないかと思います。