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http://sizenmiti.sblo.jp/article/186727715.html
栽培残渣をゴミとして燃やしてしまえば、吸収したC(炭素)は一瞬でCO2に戻り吸収ゼロになってしまいます。無駄にCO2を排出し、次の栽培に肥料を買い足すか、新しい土を購入する必要があります。しかい、土に戻し微生物で分解させる事により、分解物が肥料となり循環が成立します。自然界の循環と同じです。結局、微生物が完全に分解する迄1年以上かかってCO2吸収ゼロに戻ります。『循環型自然応用栽培』では分解完了迄に次の栽培が始まりますので、常にC(炭素)を土に蓄積しながらの栽培となります。この蓄積により、栽培中は微生物との分解共存となり無肥料栽培が成立しています。
これにより、新たな土購入費ゼロ!肥料代ゼロ!無農薬栽培なので薬剤費ゼロ!となり、又、燃料・電気不要の人工エネルギー消費ゼロ栽培です。これらによる費用削減効果は大きいです。又、環境負荷低減効果にも繋がります。
次の写真は、再生土より無肥料栽培で温室ミニトマトが最大限に成長した時の写真です。

ズバリ、たった1鉢の土(約15L)かつ無肥料で、これだけの枝・葉を付けました。これが、光合成によりCO2を吸収して成長した枝・葉になります。
そして、栽培終了にて土再生の為、天日乾燥開始の状況が次の写真です。

栽培終了時、補助として枝葉をカットしているだけ、後は全量土に戻し土再生の為天日乾燥しています。